2007年 8月記事一覧

障がい者の暮らしや仕事の支援

2007年 8月 30日,木曜日 Posted in 斉藤 進のエッセイ |

 本日は中央1丁目にある浜松まちづくりセンターで行われた「障がい者の暮らしや仕事を支援しています!」 という座談会に参加させて頂きました。私自身、市議会議員時代に、知的障害や自閉症のお子さんがいらっしゃるご家族の方から、一般就労したけれども、雇い主の事業所がトライアル雇用の期間が終わり、助成金が入らなくなると、ひどいいじめや人権侵害などにより、本人を自主退職に追い込むという状況を多く伺い、市政の場で、障害者就労支援センターの設置や、ジョブコーチ導入による、市の関連施設を利用した職場訓練の実施などを訴え、実現してきました。そのようなこともあり、今回の座談会に顔を出させて頂きました。

 座談会では映像を交えて、NPOの方々がどのように障害当事者にとってわかりやすい支援を行っているかということが、病院のおしぼりを作るリネン室や、卵のパック詰めを行う養鶏場、布団工場での布団製作、パチンコ屋の駐車場清掃などから伺えました。「本人ができないところを責めてもしょうがない。できるところを伸ばす」と強調されていましたが、それは、障害をお持ちの方でなくとも同じなのだろうな、と感じました。実に具体的に、作業の流れや、問題点についても分析が加えられて、実りあるジョブコーチ活動が展開されていました。

 一般就労後の権利擁護についての考え方は、弁護士を利用したり、メンタルサポートの充実で対応していくとのことでしたが、あたりまえに生きて、楽しんで、笑って、飲んで、あたりまえの生活をあたりまえにできるように、生活支援にも力を入れていることがよくわかりました。私も市議時代に障害当事者の親御さんやNPOの方々から就労支援と生活支援は車の両輪であることを伺い、議会の場で取り上げていたので、制度の更なる拡充に向けて頑張りたいと思っています。

 その他、職場開拓の話や、この秋の臨時国会に私ども民主党も改正案を提出する、障害者自立支援法も話題になりました。施設利用者の親御さんや、施設経営サイドの方々のお話もあり、自立支援法を障害当事者のために見直さなければならないという思いを強くしました。

内閣改造

2007年 8月 28日,火曜日 Posted in 斉藤 進のエッセイ |

 昨晩行われた、自民党の内閣改造。党三役人事も含めて目新しいものは特にありませんでしたが、派閥の領袖が次々と内閣入りをするところを見ると、安倍首相も参院選大敗のガス抜きを意図的に行っているように見えました。

 市議を8年間務めた私は、基本的には現場の課題や、人々の思いを理解しているその道のエキスパートの方が、責任感を持った行政運営をしていくべきであると考えています。でなければ、大臣は単なる省庁の飾りだけでしかなく、今まで実際そうであったように、官僚たちの繰り人形でしかなくなってしまうからです。

 私は介護や子育て支援、学校教育、障害者福祉、雇用、医療、年金といった身近で切実なご意見やご要望を今まで多くの方々から頂いてきました。その度に、何とかして不要不急の公共事業やその他、滅茶苦茶に使われている血税の使い道を正して、これらの諸課題に税が使われるようにしていきたいと強く思っています。

 振り返れば、失言などで大きな問題となった柳沢前厚生労働大臣は、もともと旧大蔵省出身で財務畑を歩んできた人でした。その方を安倍首相は論功行賞で厚労相に任命したわけですが、当初から福祉を理解していない人をトップにすることが国民生活にひどく混乱を招くということを、首相は全く理解していなかったのではないかと思われます。特に、私は厚生労働行政は個人の尊厳に一番関わりのある部署であると日々感じています。

 今回の人事を見ると、介護経験があるといっても、他の福祉や労働行政全般に関わる発言を聞いた事がない国際政治学者が新しい大臣になり、その他の方々も、派閥の領袖であったり、それなりの学歴やキャリアはあるけれども、エキスパートというには程遠い方々でした。

 毎日、多くのご家庭をお伺いする中で、様々なご意見やご要望を各世代の方から頂きますが、とても今の新しい大臣の顔ぶれを見ると、やはり、この人たちに任せる事はできないと感じています。

 今朝も街頭遊説をしながら、私ども民主党が政権を担って変えていかなければいけないという思いを新たにした次第です。