内閣改造

2007年 8月 28日 | 斉藤 進のエッセイ

 昨晩行われた、自民党の内閣改造。党三役人事も含めて目新しいものは特にありませんでしたが、派閥の領袖が次々と内閣入りをするところを見ると、安倍首相も参院選大敗のガス抜きを意図的に行っているように見えました。

 市議を8年間務めた私は、基本的には現場の課題や、人々の思いを理解しているその道のエキスパートの方が、責任感を持った行政運営をしていくべきであると考えています。でなければ、大臣は単なる省庁の飾りだけでしかなく、今まで実際そうであったように、官僚たちの繰り人形でしかなくなってしまうからです。

 私は介護や子育て支援、学校教育、障害者福祉、雇用、医療、年金といった身近で切実なご意見やご要望を今まで多くの方々から頂いてきました。その度に、何とかして不要不急の公共事業やその他、滅茶苦茶に使われている血税の使い道を正して、これらの諸課題に税が使われるようにしていきたいと強く思っています。

 振り返れば、失言などで大きな問題となった柳沢前厚生労働大臣は、もともと旧大蔵省出身で財務畑を歩んできた人でした。その方を安倍首相は論功行賞で厚労相に任命したわけですが、当初から福祉を理解していない人をトップにすることが国民生活にひどく混乱を招くということを、首相は全く理解していなかったのではないかと思われます。特に、私は厚生労働行政は個人の尊厳に一番関わりのある部署であると日々感じています。

 今回の人事を見ると、介護経験があるといっても、他の福祉や労働行政全般に関わる発言を聞いた事がない国際政治学者が新しい大臣になり、その他の方々も、派閥の領袖であったり、それなりの学歴やキャリアはあるけれども、エキスパートというには程遠い方々でした。

 毎日、多くのご家庭をお伺いする中で、様々なご意見やご要望を各世代の方から頂きますが、とても今の新しい大臣の顔ぶれを見ると、やはり、この人たちに任せる事はできないと感じています。

 今朝も街頭遊説をしながら、私ども民主党が政権を担って変えていかなければいけないという思いを新たにした次第です。

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